ハワイアンキルトとは...
19世紀にハワイに伝えられたパッチワークキルトとハワイアンの芸術的なデザインが融合し、ハワイ独自のスタイルを確立したキルト。
自分の想いや願いをモチーフに込めてデザインし、Alohaを込めて、1針、1針、手で縫っていく、ハワイの伝統工芸です。
何も考えずに針を進めていくと、癒し効果もあり、作品が完成した時の達成感は、何とも言えない感動があります。
皆様にもこの感動を是非、体験していただきたいです。
伝統的なハワイアンキルトの3つの要素
ハワイアンキルトは、土台布にモチーフ布を縫い付けるアップリケキルトのうちの1つです。では、何をもって「ハワイアン」になるのでしょうか?
伝統的なハワイアンキルトには、3つの要素があります。
①単色2色使い
単色の土台布とモチーフ布を使う事で、コントラストが鮮明になり、モチーフのデザインの美しさが際立ちます。
②左右対称のデザイン
1/8の左右対称のデザインを使います。
大きな1枚の生地を1/8におり、8枚重なった布を一度にカットします。(1/4や1/2の左右対称デザインもあります)
アップリケキルトはモチーフのデザイン全体をカットしてアップリケするので、布を折って、一度にカットする工程がハワイアンキルト独自の手法になります。
③エコーキルト
モチーフに沿って、水の波紋のように施されるエコーキルトは、ハワイに打ち寄せる波をイメージしていると言われています。